ネタバレあり 映画:ボーはおそれている

アリアスター大好き。時間はたったけどボーはおそれているの感想。

なかなかあれを一言では消化できなかった。

ミッドサマーとはまた違う重さと胸糞悪い気持ち悪い(褒めてる)最高の映画だった。

映像美は絶対ミッドサマーだけどテーマはこっちのが自分にはハマった。

 

覚え書き

・ひとりぼっちにならない

・トラウマを抱えたまま子育てしない

・ケア側が病んでるとやばい

・家族や共同体は外からはわからない病みがある、なのでその共同体がイカれてたら離れる

・お母さんに従っていてもそれは普遍的な絶対じゃない

・自分が思っているその人像、を超えたその人を見た時、人は発狂する

・子を弱らせたり苦しめる親もいる

・理解できないとレッテルを貼る

・◯ッ◯◯中に死んじゃうのはトラウマの連鎖を暗喩?

・いろんな場面が常に体内ぽい

・人間の一貫性の無さや変則的な部分が裁判にかけられてた感じ

・親は選べない

・ぐちゃぐちゃなのに森の中の劇場のところとか無垢さがある

・頭が無い ニアイコール 弱い立場の人は自分で考えられなくなる。強いものに構造の中で従うしかなくなる時がある

・対話にならない人とは対話にならない

・ガラスで空気が仕切られてるけど割れると意味をなさなくなる

・裁判の場面「黄色い本」(高野文子)の裁判の様だった

・アリアスターが何を見て感じてきたか一生気になる

くるりのライブを8年ぶりに見た話

くるり

この字面見るだけでジンジャーエール買って飲んでいた学生時代が浮かぶ。なんなら飲みながら聴いたりしてた。

さよならストレンジャー大好き、How to go大好き。

今日は8年ぶりにくるりを見た。

at京都KBSホール。

まずブレーメンで始まって、これはやばい(涙腺が)となり、春風とremember meで、当時の思い出とかもよぎって感動と色々でもう泣きそうで死にそうだった。

学生時代から聴いている歌手ってほんとうにいるんだなって変な気持ちになった。

もちろんくるりのライブを見るのは初めてじゃないのに、「今の自分の歳で見るくるり」がやばすぎて本当に本当に五臓六腑に染み渡った。ライブ中聴きながら、なぜかチバユウスケさんを思い出していた。

発売日、もしくは予約して発売日1日前にタワレコに行き、すぐ家に帰り歌詞カードを見ながらじっくりアンテナを聴いていた、どちらかといえば暗い学生時代の自分が、今日のくるりを見てなんだか浮かばれた気がした。

佐藤さんと岸田さんは一生かっこいいんだろうな。

好きなものの礎は作れる時に作っておけば、今日の様に大人になった自分がいい感じに回収してくれることもあるんだなと知った。

今日は8年ぶりに岸田さん佐藤さんを見て、自分の原体験と今の自分にめちゃめっちゃ電気が通った様な日だった。

 

 

 

 

pmdd とかpmsとかまじでなに

なんか題名のことに悩まされている。

もちろん婦人科も行っている。

ただ、本当に生理前の自分が、何かに乗っ取られているみたいで、自分なのに自分でコントロールできないものが暴れ出していて、普段から嫌いな人の顔見ただけでムカつくみたいなことが起きる。視界に嫌いなものを入れたくなさがすごく強まって来る。幽遊白書の桑原の見た目くらい心がヤンキーになる。

普段ムカつくものによりむかつく。生クリーム食べたくなる。肩が凝る。腰が痛い。流石に大人だから景色や人にメンチは切らない。

なんだか過ぎるのを待つ台風みたいだ。

 

ゆっきゅんとスキップとローファー

多分絶対好きだから、なるべく近寄らない様にしていた。

私にとってのそれは、ゆっきゅんと、漫画スキップとローファーだった。

ゆっきゅんはとりあえずDIVEで、ここ数年、ちらちらTwitterで目に入る、可愛いくてかっこよくて最高な人である。

見た時にすぐ好きで、あ、これは沼るのでちゃんと向き合える時に聴き始めようと思い、あえて曲も聴かず過ごしていた。

既に買ってあるスキップとローファーへも、ゆっきゅんと同じ対応で、絶対好きだから、ちゃんと読みたいからまだ見ない、出勤する時に目に入る風景として積んである横を通り過ぎて、腰を据えて読むぞって時が来るまで置いておいた。

2つの対象に対して、そこの扉を開けるっていう事は、私にとって沼る覚悟を持って対象の方へ飛び込む事で、何年かに一回扉開く系の好きな御本尊があったとしたら、それを見に行くくらいの厳かで尊いものをこころして見るんだぞって感じだった。

そして2023年年末にその時は来た。

ただ単に仕事が納まった事と、大掃除の相棒でテンションをぶち上げてくれる何かが欲しかった。

聴いて、読んで、結論は、どっちも泣いた。

Re:日帰りでの「ドバッと急に泣いて〜」のくだりをほんとにずーっとずーっと年末と年明けに頭の中で繰り返していた。

優しさって見守る事なんかなと思わされた。

Re:日帰りでには、結構愛が描かれていた。

あとは、海の塩で止まれとかの看板が錆びてる感じとか、本当に綺麗なイメージとか空気だけが自分の中に運ばれてきた。

正直に書くと、私はRe:日帰りでと、年一に共通している抜け感がまじで好きだ。

ガッチガチDIVEのゆっきゅんも強くて、化粧品のMACっぽくてまじで好きと思うが(特に最初はDIVEである事を表明しなきゃいけないので、強さやわかりやすさがいると思う)最近の抜け感が自分にはすごく刺さった。

なんか自分が、志麻くんを追っている美津未ちゃんの様な気持ちになった。

美津未ちゃんが、

「志麻くんが男の子でも女の子でも 

小学生でも おじいちゃんでも

この人好きだな〜って思ったと思う」

というシーンがスキップとローファー8巻にある。

私のゆっきゅんに対する気持ちは正にこれだった。

著作権法の範囲でコピーして拡大して冷蔵庫に貼っていいですか、A3くらいでって感じで、この場面だけ繰り返し読んだ。

私の頭の中では、勝手に1/18くらいから、え、志麻くんってゆっきゅんじゃんってなってる。(ニアイコールを打てないからもう=だと思う)