ゆっきゅんとスキップとローファー
多分絶対好きだから、なるべく近寄らない様にしていた。
私にとってのそれは、ゆっきゅんと、漫画スキップとローファーだった。
ゆっきゅんはとりあえずDIVEで、ここ数年、ちらちらTwitterで目に入る、可愛いくてかっこよくて最高な人である。
見た時にすぐ好きで、あ、これは沼るのでちゃんと向き合える時に聴き始めようと思い、あえて曲も聴かず過ごしていた。
既に買ってあるスキップとローファーへも、ゆっきゅんと同じ対応で、絶対好きだから、ちゃんと読みたいからまだ見ない、出勤する時に目に入る風景として積んである横を通り過ぎて、腰を据えて読むぞって時が来るまで置いておいた。
2つの対象に対して、そこの扉を開けるっていう事は、私にとって沼る覚悟を持って対象の方へ飛び込む事で、何年かに一回扉開く系の好きな御本尊があったとしたら、それを見に行くくらいの厳かで尊いものをこころして見るんだぞって感じだった。
そして2023年年末にその時は来た。
ただ単に仕事が納まった事と、大掃除の相棒でテンションをぶち上げてくれる何かが欲しかった。
聴いて、読んで、結論は、どっちも泣いた。
Re:日帰りでの「ドバッと急に泣いて〜」のくだりをほんとにずーっとずーっと年末と年明けに頭の中で繰り返していた。
優しさって見守る事なんかなと思わされた。
Re:日帰りでには、結構愛が描かれていた。
あとは、海の塩で止まれとかの看板が錆びてる感じとか、本当に綺麗なイメージとか空気だけが自分の中に運ばれてきた。
正直に書くと、私はRe:日帰りでと、年一に共通している抜け感がまじで好きだ。
ガッチガチDIVEのゆっきゅんも強くて、化粧品のMACっぽくてまじで好きと思うが(特に最初はDIVEである事を表明しなきゃいけないので、強さやわかりやすさがいると思う)最近の抜け感が自分にはすごく刺さった。
なんか自分が、志麻くんを追っている美津未ちゃんの様な気持ちになった。
美津未ちゃんが、
「志麻くんが男の子でも女の子でも
小学生でも おじいちゃんでも
この人好きだな〜って思ったと思う」
というシーンがスキップとローファー8巻にある。
私のゆっきゅんに対する気持ちは正にこれだった。
え著作権法の範囲でコピーして拡大して冷蔵庫に貼っていいですか、A3くらいでって感じで、この場面だけ繰り返し読んだ。
私の頭の中では、勝手に1/18くらいから、え、志麻くんってゆっきゅんじゃんってなってる。(ニアイコールを打てないからもう=だと思う)